恵庭市にあるえこりん村

えこりん村銀河庭園ガーデン

北海道の恵庭市にえこりん村という観光牧場・農園があります。
”ハンバーガーレストランびっくりドンキー”の会社が運営している施設です。
牧場の一部を観光牧場にしたものやレストラン、売店などの施設があります。
そして、銀河庭園という大きなGARDENがあります。

この会社には、

”未来の子供たちが幸せに暮らしていけるように”

という理念があります。

そのポリシーだからこそ無農薬での野菜栽培や、添加物を使わない食肉を生産している。
レストランもそのポリシーによって食材を提供していると教えてもらいました。
食品添加物の健康に対する影響は懸念されています。

銀河庭園のGARDENは、殺虫剤や除草剤は使わずに管理しています。
除草は人海戦術となると大変な労力とコストがかかります。

”事業者にとって楽な仕事はしてはいけない”
”楽をして作ったものには価値が無い”

会社の創始者からそのような教えを受けたことをGARDEN担当者が話してくれました。

木質に変わるもの

プランター植栽見本

「木質にとって代わる素材が求められている」という人がいる。

私も過去はそのように考えていたひとりだ。

木質は限りなく生産されている。
それは私たちが呼吸をしているのと同じく樹木も生きて代謝をしているということである。
その副産物が木質で、それは生命の遺体そのものなのだ。
それらの塊が一般にバイオマスと言われる生命副産物として地表を覆う堆肥であり、腐食連鎖により更なる生命を育み、そして動植物の食物連鎖の礎になるのです。
その動物の排泄物や遺体は再び植物の養分として植物体に吸収され、植物代謝により酸素を合成し、環境を整えて繰り返して木質を育む。

この流れがあって木質の代わりに何が必要なのだろうか?

木質は腐るからいけないという人がいる。
すべてのものは風化する。
要はどれくらいの程度で長く使えるかということである。
どのくらい使い続けられることが求められるのかとその人に聞いてみる。

「ずっと」という応えが返ってくる。

私たちは、直感でずっとと答えてしまうことがある。
しかし、永遠などあり得ない。
私たちはいつかこの世を去る。
それを避けることはできない。
それが嫌だと言っても始まらない。

理性のある人の答えは考えた末、
「10年」と答える。
ほとんどの人が「10年」という。
ほとんどの所有物に「10年」との願望を持つ。

自らの人生とその区分の時間を考えた末、感覚と経験とそして未来を鑑みてその時間を割り出している。

それで、10年以上この地上にも残るものは不要であり、ゴミとなって末の世を汚す。

建物などの耐久物は10年とはいわない。
30年、50年それ以上もある。
しかし、忘れてならないのは永遠には残ってはならないのだ。

最近、プラスチックの廃棄物が地球を汚す原因となっている。
それでもプラスチック製品は増え続ける。
その廃棄物は再生されずに最終処分場に送られて埋め立てられるのだ。
製造業者は言う「プラスチックは再生して使われるからエコだ!!」
結局は学びを行なっていないのだ。

いま、社会を動かしている人間は「逃げ切り世代」と言われる。
この先の未来は環境破壊が進み人々が住みにくくなるが、自分たちはこの世から去っている。
「次の世は君たち若い世代が頑張ってくれ」といいながら世の中の資源を浪費し、自然を壊し、エネルギーを使い、その対価を抱えきれないほどの財産としてこの世を去る。

「シニア」という言葉がある。
日本ではもっぱら「じいさん、ばあさん」の意味が強い。
多くの場合、企業が庶民に対して使う「シニア」はある意味愚弄にしている。

本来のシニアは経験を積み、物事を熟知した上で判断し行動する人をいうのだ。
当然若いシニアもいておかしくない。
私たちは卑怯な逃げ切り世代に成り果てず、後の地球を守るポリシーを持って、行動できるシニアになりたい。

新たな木製ベンチが出来ました

屋外用ガーデンウッドベンチ、木製

木製ベンチの新規格品をリリースします。

木目の美しいカラマツ材をフェイスにした木製ベンチです。

カラマツといえば、その柔らかさからソフトウッドとも言われる針葉樹の中にあって、それに反し強靭な剛性と硬さを兼ね備えた、正に針葉樹の異端児的存在です。

一方、木目の美しさから「森の貴婦人」と称される側面も持ち合わせている樹種でもあります。

こんなカラマツの印象を引き出したのがこのベンチです。

【カラマツ材をメインに使ったガーデンベンチ】

日本の林業によって生産された地域材を用いて、ガーデン用の木製ベンチをデザインしました。
木材でつくられる屋外用ベンチは、経年変化で木部が痩せたり、狂いが出てくると修理されることなく結局廃棄せざるを得なくなります。
このベンチは、腐食に強い木材を支柱とし、物理的強度の強い木材を梁材として使ったベンチです。

今や木材の選出は、持続可能な国産の樹種が条件です。
即ち支柱部にはヒノキアスナロ材、桁材にはカラマツ材を使用しています。
カラマツ材はしなやかで明瞭な美しい木目を持ち、製品のフェイスとなります。

デザインは、平らな座板を基準とし、シンプルな背板を配置。
主要な構造部分の木部材の結合は、経年変化や狂いなどに対応できる鼻栓構造を採用しています。
耐久性のある素材を用いたベンチです。仕口も経年変化に対応できるものです。
木質と共に時を重ねながらガーデンを楽しむことができる屋外用ベンチです。