“GIGA-FRAME”

レイズドベッド花壇枠GIGAフレーム

都市にガーデンをつくる方法を記載しています。
あらゆるスペースに本格的なガーデンをつくることができる資材を紹介してきました。
レイズドベッド花壇をつくるフラワーベッド・フレーム、移動可能な花壇をつくるフラワーベッド・コンテナ、樹木を植えるためのフラワーベッド・ポットでした。
今回はそのフラワーベッド・フレームについて、大きな花壇をつくる方法を説明致します。

アスファルトやコンクリートの上、屋上にガーデンを作りたいというときに役立つのが花壇フレームです。
レイズドベッド用花壇枠GIGA-フレーム
製品には不織布で作られた内容用土バッグが付属します。

大きさが制限されるということはありません。
連続して設置することによって、一体のレイズドベッドとして使用できます。
レイズドベッド花壇枠の連結

塗装色は用途やお好みに合わせてお選びください。
植物油性のステイン塗料です。
木目が見えるステイン塗料です。
自然塗料も選択可能です。

製品は、持続可能な国産の木材を使用して作られます。
特に屋外での耐久性に優れるヒノキアスナロ材を採用しています。
ヒノキアスナロ材の産地

SITECの製品は、海外の熱帯雨林材の乱獲を防ぐために、自国の木材を利用しようと考え、2013年から国産木材を使用した製品づくりをおこなっています。

2015年に採択されたSDGsの目標にも合致します。

SDGsにも重なる目標

いかがでしょうか?
都市に大きなGARDENをつくるならば、GIGAフレームを使うという手もあります。

木製品の耐用年数は何年?

木工製品プランター

質問です:木製品は何年使いつづけられるのでしょうか?

これは多くの人がそれぞれに、固定概念をもっており、そのなかには誤解もありそうです。

本記事では、木製品の耐用年数について記載します。
木製品と言っても多々あります。
いろいろ挙げてみます。
木造建築、木造住宅、小屋、四阿、パーゴラ、遊具、木造船、ベンチ、土工測量杭、造園添え木、りんご箱、仏壇、神棚、戸棚、たんす、ピアノ、バイオリン、ギター、室内イス、テーブル、薬箱、えんぴつ、わりばし、アクセサリー.etc

これらの木製品は、大体の使用期間が予想できます。
過去からの製造と使用の経験により予想することができます。
製品種ごとにみてみます。

木造建築ならば100年経つとか50年経つなどが経験値です。建築家などの見立てでは30年などと言われるものは、最低限その年数の耐久性を見込んで設計するということです。

ピアノ、バイオリンなどは予想耐久年数は定められて設計されている訳ではないと思われます。経験的に何年持つだろうという予測は立てられるとは思うのですが。
楽器はどちらかというと、その置かれた環境が大きな要因になると考えられます。
持ち主の使い方、使用者の扱い方に依存するという要素も大きいと考えられます。
特に、著名なバイオリンなどは保管環境に気を使っているということで、そのために耐用年数が長くなっていると考えられます。

パーゴラなどの構造物は建築物よりもかなり短くなります。理由は構造部が風雨に晒されるからです。現時点までの習慣的使用に於いては10年程度とみて良いでしょう。

四阿などは建築物と構造物の中間にあると考えられます。
同じく習慣的な製品で15年くらいでしょうか。

これらの製品は使用環境によっても異なります。
湿気の多く、風通しの良くない環境だとかなりダメージを受けます。
これらの要因から受ける影響の頻度は、使用する材料の質によっても異なります。
耐久性は物理的な性質と化学的な性質の相互の影響を受けます。
物理的な要因は割れた、折れた、欠けたなどの破壊です。
化学的な要因で大きなものは腐食です。生物が媒体するものはカビによる効果は大きなダメージに繋がります。
物理的と化学的の複合的なものには虫害があります。シロアリの害はその代表例です。
シロアリに関して言えば、在来種のシロアリならば湿気が多い環境を好むのですが、外来種のシロアリは乾燥環境でも繁殖すると言われています。

木造船の耐久性は興味深いです。
素材、構造、使用環境、使い方、手入れ、保管方法など全ての条件が耐久時間を大きく動かすでしょう。(所有したことがありませんので定かなことは記載できません。)
漁村で多くの船が野ざらしに保管されているところを見る限り、おそらく10年くらいが耐用年数だと考えられます。
ただし、保管と手入れにより飛躍的に耐用年数が伸びると想像できます。

室内家具などは風雨に晒されないので、化学的な影響はそれほど受けません。
きちんとした構造で作られていて、物理的に無理のない使用方法、補修を行うと数十年か100年以上は使えそうです。

室内の環境で使われるものは使い方が乱暴でなければ同じ様に数十年単位で使えると考えられます。

耐久性が短いのは屋外で使われるものです。
同一環境の下で使われる屋外用製品は、腐食性に強い素材を使って作られることが長く使える条件です。

その中でも持続可能な素材を選ぶということは絶対条件になります。
SITECがデザイン・製作するフラワーベッド・ベースは耐久性の高い素材、構造、使い方を推奨し、屋外で10年以上使える製品に仕上げています。

パーゴラ・ポット

パーゴラ付きポット

藤は見事な花を咲かせます。
しかし、庭で藤を育てるのは多くの手間が掛かります。
そんな時にはパーゴラ付きポットは如何でしょうか?
大きめの植木鉢では容量が大きく、藤花も立派に咲かせられます。
ヒノキアスナロを素材として作られたフラワーベッド・ポットは耐久性も十分で10年以上使うことが可能です。
藤はもともと乾燥を好む植物です。フラワーベッド・ポットでの生育は適しています。