ガーデニングは屋外で行われるため、自分の家や庭ばかりではなく、その街の景観形成にも影響を与えます。
都市景観が生活環境という役割を果たすだけではなく、観光の要素として準備される時代です。
観光は産業であり、これを成長させることは政府の”Visit Japan”戦略にも含まれています。
そのようなことから考えれば、日本の景観にも経済的価値が求められます。
観光の側面から見る景観とは、その街らしさが不可欠です。
国内においては日本らしい景観が求められます。
景観のアイデンティティーということですね。
個性として、日本の景観づくりには日本の素材を使う方が自然です。
SITECではフラワーベッド・ベースに最も適していると考えられる素材ヒノキアスナロ(ASNARO)を採用しています。
ヒノキアスナロ材は耐朽性・耐湿性・耐蟻性が特出し、屋外での耐久性に優れます。
林業の現場では生産林として管理され、十分に生長した樹を選んで伐採し、そのあとに新たな幼木を植え付けて循環をつくる択伐方式を採用しています。
”景観形成の材料として国内の資源を使用する”
このことは山地の管理とその資源の利用・都市の景観と観光産業という双方の経済の循環をつくる補間の仕組みとなりうるのです。
持続可能な開発目標にも重なる仕組みです。