私の恩師に定年後農園をしている方がいらっしゃいます。
始められてもう8年近くが経ちます。
毎年、年末になると仲間が集まり忘年会を行います。
皆、一年の近況などを聞くのですが、その恩師の毎年のお話の変化が興味深いので紹介いたします。
ある歳、小さなネズミがイチゴを荒らし、タヌキの一家も出没し、作物を荒らすのです。
ネズミは殺鼠剤で処分し、タヌキは籠罠で捉えて遠くに連れて行って放したのだそうです。
やれやれ。
次の歳、ドブネズミらしき大きなネズミが作物を荒らし、アライグマも出現して作物を荒らしたそうです。
ドブネズミはやはり殺鼠剤、アライグマは箱罠で捉えて役所へ出して処分したとのことでした。
これらから見えてくることは、一つの種がそこから居なくなると、また別の種が補完するということなのでしょう。
自然界と里地の出来事でなるほどと思わせます。
今度はどんなお話が聞けるのか楽しみです。