最近は老化防止の対策としてガーデニングが注目されています。
高齢化社会が一層浸透する時代です。
このまま進むと高齢者の増加に伴い介護施設の数が追いつかなくなってしまう可能性があるのだそうです。
それを少しでも緩和する対策として、”認知症予備軍の救済”ということがあげられています。
どういうことかというと、人間は認知症になったら症状が改善できる可能性は低くなってしまうため、そのような兆候がある人に対してのケアが重要でそれを行おうということです。
効果的といわれているものに作業療法というものがあります。
手をよく使う作業を行い脳の活性化を促すというものだそうです。
手を使うというのは人間的な行為で脳が活性化されるということです。
ところで、私はこのケアの方法にガーデニングが良いと思っています。
ガーデニングは手を動かすことの他にも重要な効果が期待できるのではないかと。
それは社会参加ということです。
生命の目指すところは持続可能性を根本として、人間としてのそれは社会形成に特徴があります。
人と人とのつながりは人間性の根本にあるのです。
ガーデニングは無理することなく人とのコミュニケーションを発生させます。
いま私が思うガーデニングの効果を並べてみます。
◾コミュニティーが発生し社会参加できる。
◾感動を生む創作活動である。
◾手を動かし脳の活性化を促せる。
◾陽光を受け、生命的基礎能力が高揚する。
◾その他
さて、そのような効果を期待してデザインされた製品がSITECにはあります。
向かって右側の製品がレイズドベッドテーブルです。
左側がワークテーブル(作業台)です。
ガーデニングは作業台を使用して行われることも多いのでワークテーブルも一緒にデザインしています。