前回ねずみのお話を書き、その時にもう一つのねずみのお話を思い出しましたので記事にします。
ナーセリーをしている方のところに時々寄らせてもらっています。
訪問したある時、ネズミの被害でちょっとした騒ぎになっていました。
土場で、引き出しのついた戸棚の殺鼠剤が食われているのだそうです。
鼠の死骸も発見されず、何度も繰り返されているとのこと。
スーパーラットの仕業だということでした。
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説明を聞くと、殺鼠剤の毒に耐性を持つネズミの仕業だというのです。
殺鼠剤を食料にして好んで食うネズミをスーパーラットというのだそうです。
100匹の内、1匹に耐性があって生き残るとすると、耐性を持つ2匹がつがいになり、スーパーラットのみが生き残るのです。
スーパーラット以外のねずみは殺鼠剤で存在しなくなるので全てのねずみがスーパーラットになるのです。
なるほど自然の仕組みはすごいですね?