最近は長持ちするからという正しいとはいえない理由からプラスチックのベンチが増えています。
プラスチックベンチが屋外で長持ちしないことは40年以上前からわかっていることです。
プラスチックやその複合素材のFRP製のスタジアムベンチは10年を待たずに交換します。
プラスチック製の景観製品も同様で、脆くなって割れたり、カーボンを吸着しやすいため黴が発生しやすく景観を犯してしまうのです。
ガーデンには木製ベンチが似合います。
なぜかというとそれは雰囲気があるからです。
新しい状態から、風化して情緒を醸すまで全てがその価値になります。
座るために触れてみてもその暖かさには懐かしさを覚え安心します。
これは生命の進化の過程で木質に触れていたことが脳裏に焼き付いているからです。
そのような素材を使うことはガーデニングのポリシーにも通じます。
SITECのガーデンベンチをご紹介致します。
屋外で長く使えるヒノキアスナロ材を素材に使用しています。
屋外で使う木製品は常に水湿・乾燥による膨張・収縮を繰り返される暴露に耐えなければなりません。
木製品の弱点は接合部です。
屋外での木材接合は見た目だけ格好の良い仕口でいいわけがありません。
室内家具で用いられる方法では膨張・収縮には耐えられないのです。
SITEC製のGarden Benchではメインストラクチャーの接合部は全て鼻栓接合を採用しています。
膨張・収縮に対応する遊びとしての効果と、時にそれによる不可逆な変形に対する修正を可能にするものとなります。
塗膜の強さに定評があるオスモカラーからGardenの雰囲気に応えるカラーが選択可能です。
アイデンティティーを表現するベンチの選択が可能です。
この商品はSITEC GARDEN SHOPでお取り扱い致しております。