WPCx2:ウォーター・プルーフ・カーテン and ウォーター・プルーフ・カバー

大型プランターにチューリップの寄せ植え

木製プランターは雰囲気は良いけれど、長持ちしないのが欠点だと言われます。

しかし、パブリックスペースに多く採用されているFRP製のプランターはせいぜい5年程度しか使われません。
陳腐化すると非常に見苦しく劣化するため、その都度ごとに撤去されるからです。

それに比べると、木製プランターは、古くなると風情が現れるし、大切に使うとその跡が見えて好感度が高くなるというメリットがおあります。

一般的に木製プランターを使用する人は、FRPプランターを使用する人よりも、より多くの手間をかけています。

そのため作られる植栽にも現実的な差が生ます。


さて、木製プランターは構成する素材や構造によって耐久性のかなりの要素が決まります。

ただ、それだけに留まらず、
使い方によって耐久性が大幅に変わります。

例えば、同じ屋外で使用しても、軒下ならば長持ちするし、土の上に直接置かないことなどによっても変わってくることが分かっています。
プランター内部の使用方法も、木部と用土の間に波板で隔離するなどの方法は効果的で、10年間の使用に耐えているケースも少なくありません。


SITECでは、木製プランター製品の耐久性を上げるために様々な方法に取り組んできました。

この度、新たな方法をご紹介致します。
WPCx2
“Water Proof Cartain” and “Water Proof Cover”
ウォーター・プルーフ・カーテンとウォーター・プルーフ・カバー
という方法です。

プランター内面に丈夫なテント地で作られた防水カーテンを吊り下げ、底の部分には防水カバーを被せるというものです。

木製プランターの内部

素材が耐朽性の高いヒノキアスナロ製のプランターで、大桁が入って上げ底の構造になる通気性に優れたプランターです。
プランターの内壁にwpc(ウォータープルーフカーテン)、底板にwpc(ウォータープルーフカバー)を設置

プランターの内面壁には、防水カーテンを吊り下げています。
底板の部分には防水カバーを被せています。

桁受けの部分は、流れ出した排水が通過しますが、殆どの時間は乾燥であり、経過観察でも桁が腐食した事例は確認されていません。

ウォータープルーフカーテン、不織布用土バッグが入る

カーテンの内側には厚手の不織布袋を介して用土が入ります。

不織布用土バッグの中に用土を入れる
これにより、プランター内壁や構造材の支柱は用土からの水湿を直接受けずに、殆どの時間は乾燥状態を保てます。
プランターはより長く使用できる様になります。


SITEC GARDEN 大型プランターの植栽例

ただし、どの様なプランターであっても、無限に長く使えるということはなく、必ず使用期限は来ることは分かっておく必要があります。
多くの人はわかっていることですが、わからない人もたまにいるので念の為お断りしておきます。

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