社会貢献活動

最近流行りの行いに社会貢献活動があります。
最近と言っても10年ほど経つでしょうか。

これは定年を迎えた団塊の世代が仲間を集めてボランティアをするといったものが多いように見受けられます。
団塊の世代は活動的です。健康な人が多く、若々しくも見えてきます。
学生運動などを行い社会批判なども、時には強烈に行った世代も含まれます。
豊かな時代を背負ってきたありがたみからも社会貢献活動をして還元したいと考えているのかもしれません。

しかし、私はそんな世代の人たちと交わりながら社会科貢献活動を見守ってきましたが、ふと、疑問に思うことがあります。

ボランティアは本当に社会貢献なのだろうか?
だとしたら、経済活動をしている現役世代は社会貢献活動ではないのか?
いや、現役世代こそ社会貢献活動を行なっているのだ。
団塊の世代でも選択をして、あるいは必要に応じて現役で働いている人たちが多くいます。
この人たちは社会貢献活動をしているのですね。

私は、ボランティアよりも経済を発展させる現役で働いている人たちの方がよほどすごい社会貢献活動をしていると思っています。

ボランティアを行うよりも、経済活動を行う方が社会貢献度は高いといえると考えますが如何でしょうか。

ESG ( Enviroment Social Gavanance )

札幌 大通り ガーデン

ESGとは、

1 Enviroment(環境)

2 Social(社会)

3 Gavanance(統治)

の頭文字をとった略語です。

これらはこれからの企業の目的に含まれるものと言われています。

過去、「企業の目的とは利益を上げること」と言われていました。

現在の地球環境や社会環境、そして企業統治の方法を見ると持続可能性に問題があるということが分かってきました。

その改善が求められ、これからは3つの項目を企業の目的に含まれていなければなりません。

あらゆる企業がESGに前向きで、その仕組みを装備する必要があるでしょう。

持続可能な木製クラフト

3種の木製品

ショーケースに3種の木製クラフトを展示して並べてみました。

右から

1.澪工房さんの精巧な家具
(https://www.mio-kobo.com)
精巧な家具は、室内ユースでいつまでも大切に扱われる製品です。
スツールや鏡、靴べらなどは何十年も、100年も使える製品です。

2.自立支援施設 工房もくさん
(http://www.kusanomikai.jp/publics/index/)
自立支援施設 工房もくさんの『木のZoo』は、はたらく喜びを実感しながら、じっくりと心を込めて作られています。
つくる人の手の温もりが、つかう子どもの手に伝わります。
大人になっても残っていそうなおもちゃです。

3.咲いてくのエクステリア・コンテナ
(https://sitecgarden.com/index.html)
サイテックのコンテナは、屋外の環境で景観を彩る製品です。
過酷な気候の中でプラスチックよりも長く、10年くらい景観を彩ります。

どの製品も人の手で、一つひとつ愚直に作られています。

作る効率は良くなくて、コストを下げるにも限界があり、非常に丈夫でもありません。

それでも、環境を壊すことは殆どありません。

それどころか、使ってもらうことで環境を良くするし、つくり手の個性、つかう人の個性が顕れることで、個性の意識、多様性の実感が見えてくると考えています。

つかった後も、最後に土や空気、水になって環境に戻ります。

森林の素材を育てるのも林業の人たちが働いてくれているし、このことは環境調整の機能などで都市の持続性を支えています。

森林と都市とのトレードは経済活動が媒体になります。

経済活動が活発になる森林木の仕事を発展させたいと思っています。

SITEC