里山を持続させるマネジメント 〜地域材を利用して都市に花を〜

プランター,大型

咲いてくは人が持続的に生きて行ける環境づくりをマネジメントします。
その中の一つの行動として、人間の生活を支える森を育てる事業を継続的に行なって生きたいと考えています。
現在の都市社会には膨大な人数の人々が生活しています。
しかし、人間が生きていくために必要なバイオマスは都市には殆ど存在しません。

都市が必要とするバイオマスは自然の中や里山・里地が提供しているのです。

咲いてくでは里山を整備する事業として日本の林産材を育て・利用することを推進しています。
植林 → 育林 → 伐採 → 植林…を繰り返して資源を枯渇させずに利用し、環境を整える森林の機能を最大にする事業です。

現在行なっているのは、地域材の利用促進を考慮した地域山林の利用です。
北海道産材のカラマツと青森県産のヒノキアスナロを組み合わせたフラワーベッド ベースを製品化しています。
製品は都市景観を彩るものです。

このように、山林の資源を利用して都市景観の質を向上させ、同時に都市経済を森林管理に循環させる事業を確実に作り上げたいと考えています。

製品は都市での利用に配慮したデザインと機能を持ち合わせたものを狙って作られています。

また、海洋環境や土壌環境を汚染する再生不可能なFRP製品の利用を食い止めるためにも地域木材を使用した製品の普及に努めます。

除草剤

木々の緑も生え、ようやく春らしくなりました。
札幌もようやくグリーンシーズンの到来です。

グリーンシーズンを通して違和感がある殺風景な景色があります。
芝生の枯れ果てた残骸が残る土地にマツヨイグサが盛んに生えています。
マツヨイグサは外来種の草本類です。
除草剤を撒いた跡に見られる風景です。
もう2年もそんな風景が続いています。
除草剤の毒性が継続しているわけではないとは思いますが、一度 壊された草原はなかなか元には戻りません。

このような結果となり、除草剤を使った人は目指した目的を達成できたのだろうかと不思議に思ってしまいます。

この季節になると大量に売り出される除草剤。
ドラッグストアでも入り口近くに山積みに売られているのでたくさん売れるのでしょうね。

野の花や樹木を邪魔者扱いする都市、自然から情緒を得る日本人の心情は崩れてしまったのだろうかと思ってしまいます。