新たな木製ベンチが出来ました

屋外用ガーデンウッドベンチ、木製

木製ベンチの新規格品をリリースします。

木目の美しいカラマツ材をフェイスにした木製ベンチです。

カラマツといえば、その柔らかさからソフトウッドとも言われる針葉樹の中にあって、それに反し強靭な剛性と硬さを兼ね備えた、正に針葉樹の異端児的存在です。

一方、木目の美しさから「森の貴婦人」と称される側面も持ち合わせている樹種でもあります。

こんなカラマツの印象を引き出したのがこのベンチです。

【カラマツ材をメインに使ったガーデンベンチ】

日本の林業によって生産された地域材を用いて、ガーデン用の木製ベンチをデザインしました。
木材でつくられる屋外用ベンチは、経年変化で木部が痩せたり、狂いが出てくると修理されることなく結局廃棄せざるを得なくなります。
このベンチは、腐食に強い木材を支柱とし、物理的強度の強い木材を梁材として使ったベンチです。

今や木材の選出は、持続可能な国産の樹種が条件です。
即ち支柱部にはヒノキアスナロ材、桁材にはカラマツ材を使用しています。
カラマツ材はしなやかで明瞭な美しい木目を持ち、製品のフェイスとなります。

デザインは、平らな座板を基準とし、シンプルな背板を配置。
主要な構造部分の木部材の結合は、経年変化や狂いなどに対応できる鼻栓構造を採用しています。
耐久性のある素材を用いたベンチです。仕口も経年変化に対応できるものです。
木質と共に時を重ねながらガーデンを楽しむことができる屋外用ベンチです。

ESGの都市エクステリア・ベンチ

ガーデンベンチの背景

ESGとはEnviroment、Social 、Governanceの略で使われます。
最近は非常に頻繁に出てくるワードです。
日本語では環境、社会、統治という意味になります。

企業とは何かという答えとして、「利益を追求する組織」という答えがありました。

現在から未来に向かってこの答えは間違いです。

現在の国際的見地に立つ企業の目的は、

『環境、社会、組織統治を適切に事業慣行に入れた事業主体』ということになります。

そのキーワードがESGという訳です。

”咲いてく”ではESG事業として国産の林産材を使用した製品づくりを行なっています。
事業者が消費者との仲介として付加価値を創造し、消費者に製品を届けます。

経済は社会の意思として森林の管理と未来のビオトープを育てる資金として機能します。

ESGの製品として都市で使用する屋外用ベンチがあります。

使用することで森林の環境を向上させる機能があります。

森林と連携した都市ManagementのModel

森林とSDGs

SDGsを引用して行動目標を理解したとして、具体的行動とはいったいどのようなことでしょうか?

「森林が大事だから守らなければならない」

「住み続けられる都市をつくらなければならない」

環境に配慮した行動。
都市を住みやすくする行動。

さまざまな改善しなければならない問題が山積しています。

さて、一体どうすればいいのか?

”咲いてく”ではモデルとして森林を起点に行動を行なっています。

◾︎ 住み続けられる都市をつくるには森林の効果が欠かせません。
CO2の吸収、素材としての森林資源、再生エネルギーとしてのバイオマスの生産などは一般的によく知られていることです。

その他にも、気候安定化の効果、生物多様性の確保、水源の涵養地、雨水流出安定、土砂流出災害防止、人の保養効果など揚げるときりがないくらいです。

森林がなければ都市は存在できません。

森林には天然林と人工林があります。
天然林は人の手を必要としない森林です。
一方、人工林は主に都市づくりの材料を算出するために改造された森林です。
人と自然の効果が助け合うことにより機能する森林です。
この機能を維持し、地球環境改善に役立てるためには人が森に働き続けなければなりません。
社会が森林に効果的に働きかけるためには経済活動としての林業が必要です。
林業が都市経済に連携をとるためには、もう一度森林の産物を経済にのせる必要があります。

”咲いてく”は持続可能な森林と都市のあり方のモデルとして、森林の資源で都市景観をつくる資材を供給しています。

これらの製品は都市で使用されることにより森との連携を取ることができるのです。