ガーデナーのアイデンティティー

トレリス、クレマチス、木製

ガーデニングは兎角個性が表れます。
10人のGardenerとその作られたGARDENを無作為に並べてみると、誰がそのGARDENを作ったかが想像ができます。
身なりや表情に性質が表れ、経験的に想像できるというわけです。
そうならばガーデニングはアイデンティティーを表すのにも役立ちます。
SITECが提供するエクステリアは、ガーデナーのお好みの色で製作します。
ガーデナーの個性が表れ、作られたGARDENに違和感なく似合うことを願っています。

設計物件の設計・製作協力が可能です

システム式フラワーベッド花壇契約

SITECではフラワーベッド・コンテナやベンチを組み合わせた製品づくりが可能です。
フラワーベッド・ベースは持続可能な国産の耐久木材を使用した製品です。
植物の健常な生育を助ける構造を有し、情緒ある景観を創造します。
環境に配慮し、未来に廃棄物を残さない循環するシステム・エクステリアです。
製品の設計、ガーデンプランツの設計契約を承ります。

レイズドベッド・大型プランター


尚、規格品扱いの図面集はこちらもご参考にしてください。

”咲いてく”〜SITEC〜
Mail: hideki.o@sitecgarden.com

SITEC GARDEN

風景に木質はありますか?

プランター植栽事例

最近の都市開発では木質が非常に少ないと感じます。
金属やプラスチックの単調な質感がスマートだと言わんばかりに露出されています。
『そこは木質で!』というような要望が出そうなところでは、木質に似せたプラスチックやアルミニウム素材の建材に代用されています。
ここ数年の傾向では、『いかにも木質に見えるだろう!?』と主張する素材はあまりないのかな?
木質に似せたところでそっくりにすることはできないので、「木質のデザイン感だけを頂いちゃおう!」という感じでしょうか。プリントした壁紙みたいな感じ。
他の材で作ったら『高価になるからここは木質で¥』という考え方もあります。こういった場合SPF材を使用するのですが、このとき木質は軽く見られているのでしょう。土木の現場などで使用される仮設材は木質が使用されます。大体は使い捨てで便利に使われているなと思うほどに。それでも強度や軽さ、加工性を省みてみると他の材料には絶対に真似できない特徴があるのが見えてきます。

都市ではこんなものばかりが目について、木質がかわいそうです。
木質は人間に最も近い存在です。
進化の中で人間になる以前、獣であった時期から抱かれて、寄り添い、触れ合ってきたもので無意識の安心感があります。
思考では理解できないものです。

風景を見て感受性を表す『情緒』という言葉があります。
この情緒を感じる要素には、風景の『風化』があります。
石には苔が生え、鉄は錆び、木質は優しくなり親和性が増す。
そうなるには時間の経過が必要なのですが。
このような『風化』を考慮している素材が現在の都市開発に見つかるだろうか?