GIGA規格のフラワーベッド・フレーム

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GIGA規格のフラワーベッド・フレームは、フラワーベッドの高さ410mm、平面寸法 奥行き800〜1800mm×横幅1000〜1800mmのサイズをご用意致しております。
このページでは、GIGA規格のフラワーベッド・フレームをご紹介致します。


【フラワーベッド・テーブルのご紹介】
◆特徴
◆使い方
◆耐久性
◆規格について(サイズ、構造)
◆メリット


【特徴】
土ではない地面にも大きな花壇を作ることができるのがGIGA規格のフラワーベッド・フレームです。
simpleレイズドベッドも同様な目的の製品ですが、GIGA規格のフラワーベッド・フレームはより大きな土圧に対する耐力に優れ、更に自由な配置をすることができる規格です。
用土の厚さを40cmであるため、植栽面が高いレイズドベッドを作ります。
レイズドベッドの特徴は、地面から植栽面を上げることで楽な姿勢で作業ができます。
しっかりした構造で安心・安全な作業が可能です。
また、植栽面の位置を高くすることにより通気性・排水性にも優れ、植物の生育を促進します。
耐久性に優れた材料を使用し、耐用年数は10年以上です。
用土バッグが付属し、用土の流出を防ぎます。
木部保護塗装により、環境に合わせたカラーでの製作が可能です。
国内の持続可能な森林からの木材を調達しているエシカルな製品です。
大型でありながらもスマートなシルエットです。

【ご使用方法】
ご使用方法は、付属の通気性・透水性のある用土バッグを装着し、その中に用土を入れて使用します。
用土構造上、鉢底石は使用することを推奨致します。
鉢底石の種類は火山礫などの軽量なものが使い勝手に優れます。
連続配置で一体の花壇として配置することも可能です。

【耐久性について】
耐久性は10年前後以上のご使用が可能です。
木質は、ヒノキアスナロ材を使用しています。
耐朽性・耐湿性・耐蟻性に優れる材料です。
木材保護塗料は、2年に一度の頻度で上塗り塗装を施します。
ヒノキアスナロ,ASNARO

【規格について】
フラワーベッド・テーブルはGIGA規格のフラワーベッド・ベースの一つです。
GIGA規格の仕様は、部材のサイズについて支柱部85×85mm、板材厚さ35mmの断面です。
横幅W800〜2000mm のフラワーベッド・ベースに採用しています。
フラワーベッドの高さはH410mmです。

【メリット】
木質素材のガーデニングでナチュラル感を表現します。
スマートなシルエットは都会的な環境に調和します。
ご指定の塗装色で製作致しますので、ご使用の建物などに合わせられます。

塗装色

木質なので塗装の補修や破損の修理が可能です。
排水性・通気性に優れた構造と、付属の用土バッグのご使用で植物の優れた生育環境をつくります。
国産の持続可能な森林から木材を調達しており、資源の有効活用に貢献します。
持続可能,エシカル,製品

ガーデニングの植栽

【製品ページについて】
製品の詳細についてはこちらをご参照下さい。

ガーデニングのユニバーサルデザインとは?

レイズドベッド テーブル

ユニバーサルデザインとは、全ての人向けに設計されたものということは今や常識となっています。
障がいを持った人や、人とは異なる特性を持った人にも、『誰にでも使いやすいデザイン』ということをコンセプトに置いて発展してきたものです。
現在では、障がいや人と異なることを肯定的に捉える考え方が拡がりつつあります。
それはダイバシティーということからも読み取れる様に、特性や障害も個性の範囲であるとして捉えられるからです。
SITECではガーデニング製品のユニバーサルデザインを拡大しています。

車椅子でも使用できるレイズドベッド

レイズドベッド ・テーブルの使用例

レイズドベッド

レイズドベッド ・テーブルの外観

レイズドベッド

ヒノキアスナロ製のレイズドベッド製品

レイズドベッドの植栽例

レイズドベッド ・テーブルの植栽例

フラワーベッド・テーブルの販売サイトはこちらです。

屋外使いの木製品の常識

ベンチ,デザイン

木製品は屋外使用で室内使用よりもはるかに早く劣化します。
この劣化をいかに小さくするか、ということが木製品を長く使えるようにするポイントです。

実は、この方法について現在のあらゆる木工品製造者や製作に携わる職人は無視しています。
何時の時代からなのか、壊れたらまた新しいものを作ればいい、入手すればいいという思考が時代の幅を利かせ、作り手もこの考え方に最適化してしまっているからです。

そのため、木製品は価値のないものへのシフトが進み、どうせ壊れたり腐食するから、そうしたらまた新たに… となるわけです。

木工職人も長持ちする研究ができません。経済が伴わないからそんなことをやったら自らの利益が減ってしまうのですから。
20世紀後半には、壊れないものを作る商売は上手くいかないという商売人の話がありました。
壊れないものをつくる製造メーカーは、その製品が世間に行き渡ると新たに購入してくれるユーザーが居なくなるからということです。
確かに過去から現在迄の経済の面から見れば理屈 通りだと思います。

皆様もそういう理屈を聞くと『その通りだ!』と思うでしょうか?
『本音と立前で考えろ』と思うでしょうか。
その点、私は馬鹿者で『そんなことするのは正しくない』と思ったものです。
その様な理論があったとしても、長持ちするものを作りたいと思うのがモノづくり屋だと思うのです。
商売が上手くいかなくなるとしても、それとは切り離して良いものを作り残したいですね。

屋外木使いのことで京都 清水寺の大舞台は興味深いです。
大舞台は建築物というよりも構造物です。建築物は屋根があり、構造部はそれに覆われ雨を凌ぎます。
対して構造物は構造部分が風雨に晒されるという作りになっています。
この様な構造物では真面目に朽ちなく、長く使える工夫が施されています。
『なにもそこまでっ』と思われることも設計者や職人が真摯に実行しています。
例えば、大スパンが必要な長い部材にはそれに適した素材として杉材なのですが、重要な構造部分の素材は留め強度に優れる上に腐れにくいケヤキを使用しています。
その構造部の仕口部分にはその一つひとつに庇(ひさし)が設けられているのです。
仕口は水分の吸湿 膨張に耐える様に遊びが設けられています。
この考え方は建築や家具の作りに殆ど見受けられません。
私も屋外用木製品をデザインしたりする場合、特に屋外用の木製ベンチの仕口の方法は深く考えさせられます。
屋外構造物の経験値のない家具屋に見せればブカブカの仕口は笑われますが、家具屋が作った製品は屋外でバラバラに壊れます。

屋外用の構造物やエクステリアを高度に作る技術はあまり引き継がれたり、認知されていません。
そういった技術を発見、発明することもSITECの存在 意義と考えます。