森林の表情を都市景観に

都市の景観に森の表情が出ているとしたら、良いとは思いませんか?

都市はそれ自体では成り立たず、周りの環境に支えられています。

酸素の供給、二酸化炭素の吸収、温度調整機能、涵養機能、災害防止機能などは森林が行なっているし、

食料供給は農地や海がその役目を担ってくれいているのです。

電力も都市の外側です。

その都市を支えているものが景観などに表れていると、その都市らしさが見えてくるのではないかと思うのです。

いま、行おうとしていることは、日本の森林の素材を使って都市の景観作りを行うことです。

森の表情を見てください

補完

農園

私の恩師に定年後農園をしている方がいらっしゃいます。
始められてもう8年近くが経ちます。
毎年、年末になると仲間が集まり忘年会を行います。
皆、一年の近況などを聞くのですが、その恩師の毎年のお話の変化が興味深いので紹介いたします。

ある歳、小さなネズミがイチゴを荒らし、タヌキの一家も出没し、作物を荒らすのです。
ネズミは殺鼠剤で処分し、タヌキは籠罠で捉えて遠くに連れて行って放したのだそうです。
やれやれ。

次の歳、ドブネズミらしき大きなネズミが作物を荒らし、アライグマも出現して作物を荒らしたそうです。
ドブネズミはやはり殺鼠剤、アライグマは箱罠で捉えて役所へ出して処分したとのことでした。

これらから見えてくることは、一つの種がそこから居なくなると、また別の種が補完するということなのでしょう。

自然界と里地の出来事でなるほどと思わせます。

今度はどんなお話が聞けるのか楽しみです。

国産樹木でつくられる持続可能なエクステリア

SITECのプランター木材

SITECの製品は国産の生産性木材で作られています。

日本は世界第2位の森林国家で、国土の約70%が森林になっています。

山地が多く、多雨、そのため相乗効果で森林が発達したのです。

にもかかわらず日本の都市で使われている木材の殆どは外国産です。

海外の輸入材として、寒冷帯気候の開発に伴う森林伐採により得られたマツ材は非常に安価で入手しやすいのです。

熱帯雨林帯気候の無計画な農地開発の資金源になる常緑広葉樹林材は、不必要な価値を求めて贅沢に消費されています。

どちらも伐採のあとに植林されず、地球上の森林は減少し続けます。

日本の山々の多くは、人々が大昔から木を切り倒しては植林する循環が出来上がっています。

植林から伐採されるまでには100年以上を要する樹木が多く存在します。

その過程の管理費用は林業に携わる人々により賄われています。

その分は費用となって木材の製品代に含まれています。

また、日本の円は発展途上国から見れば非常に強いため、

国内で生産する木材は、発展途上国で生産された木材よりも相対として高価に見えてきます。

しかし、経済的価値を比べると、これは日本にとってマイナスです。

外貨を支払っているのですから。

また、環境保護をする良い支払いではなく、持続性を壊してしまう支払いに充てられない様にしなければなりません。

日本で育てた森林が、外国産材に比べて高価に見えても、

その価値が、日本の森林を育てる資金にまわり、環境を育てることに役立てば、

必ずその恩恵は、国民一人ひとりに還元されます。

日本の木材をもっと使っては如何でしょうか?