森林と連携した都市ManagementのModel

森林とSDGs

SDGsを引用して行動目標を理解したとして、具体的行動とはいったいどのようなことでしょうか?

「森林が大事だから守らなければならない」

「住み続けられる都市をつくらなければならない」

環境に配慮した行動。
都市を住みやすくする行動。

さまざまな改善しなければならない問題が山積しています。

さて、一体どうすればいいのか?

”咲いてく”ではモデルとして森林を起点に行動を行なっています。

◾︎ 住み続けられる都市をつくるには森林の効果が欠かせません。
CO2の吸収、素材としての森林資源、再生エネルギーとしてのバイオマスの生産などは一般的によく知られていることです。

その他にも、気候安定化の効果、生物多様性の確保、水源の涵養地、雨水流出安定、土砂流出災害防止、人の保養効果など揚げるときりがないくらいです。

森林がなければ都市は存在できません。

森林には天然林と人工林があります。
天然林は人の手を必要としない森林です。
一方、人工林は主に都市づくりの材料を算出するために改造された森林です。
人と自然の効果が助け合うことにより機能する森林です。
この機能を維持し、地球環境改善に役立てるためには人が森に働き続けなければなりません。
社会が森林に効果的に働きかけるためには経済活動としての林業が必要です。
林業が都市経済に連携をとるためには、もう一度森林の産物を経済にのせる必要があります。

”咲いてく”は持続可能な森林と都市のあり方のモデルとして、森林の資源で都市景観をつくる資材を供給しています。

これらの製品は都市で使用されることにより森との連携を取ることができるのです。

航空機とCO2排出量

SDGsと航空機

雪で閉ざされる冬季、札幌では観光イベントの雪まつりが恒例となっています。
しかし、このコロナの流行で来季は規模縮小とのことに決まったようです。
思えば、札幌にコロナが流行したのは海外から多くの観光客が到来した雪まつりが起源でした。
ここ5、6年ほど、季節を問わず観光客が急増していました。
感染症がいつ発生しても不思議ではない状況でした。

ところで、環境保全・改善の問題では、世界の全航空機のCO2排出量は総排出量の10%にも達しているとの報告が2019年に発表されておりました。
航空機需要、観光需要の更なる増加によって排出量の問題解決は手付かずの状態でした。
考えてみれば、この状態が普通ではなかったのです。

今、この機に航空機の利用方法を再度考えてみることも必要ではないかと考えます。

持続可能性を追求する人類

アフリカに発生したバッタの大群は大陸を越え、インドに至ったとききます。
このバッタたち一体何の行動をしているのかというと、

彼らなりの持続可能性を探しているのです。

自分たちの種を増やして大発生する生物は全てそのようになっています。
私たち人間から見て、そこに未来の発展がない単なる「明日なき暴走」と思えるようなことでも種は挑戦します。
その繰り返しの中で、なんとか生き残る種と絶滅する種が分かれます。

全ての生物はDNAに持続可能性の追求が組み込まれています。
ここがAI(人工知能)と異なるところです。

AIが人に変わって地球を支配するという議論がありますが、現在のAIの考え方では不可能です。
現在のAIは持続可能性の行動を取ることができません。
だからそれを持つものに取って代わることはできないのです。

いま、地球上で持続可能性のポリシーを持ち、且つ知能により行動できる種は人類しか存在しません。

果たして、人類は持続可能な存在になりうるのでしょうか?