除草剤

木々の緑も生え、ようやく春らしくなりました。
札幌もようやくグリーンシーズンの到来です。

グリーンシーズンを通して違和感がある殺風景な景色があります。
芝生の枯れ果てた残骸が残る土地にマツヨイグサが盛んに生えています。
マツヨイグサは外来種の草本類です。
除草剤を撒いた跡に見られる風景です。
もう2年もそんな風景が続いています。
除草剤の毒性が継続しているわけではないとは思いますが、一度 壊された草原はなかなか元には戻りません。

このような結果となり、除草剤を使った人は目指した目的を達成できたのだろうかと不思議に思ってしまいます。

この季節になると大量に売り出される除草剤。
ドラッグストアでも入り口近くに山積みに売られているのでたくさん売れるのでしょうね。

野の花や樹木を邪魔者扱いする都市、自然から情緒を得る日本人の心情は崩れてしまったのだろうかと思ってしまいます。

国産樹木でつくられる持続可能なエクステリア

SITECのプランター木材

SITECの製品は国産の生産性木材で作られています。

日本は世界第2位の森林国家で、国土の約70%が森林になっています。

山地が多く、多雨、そのため相乗効果で森林が発達したのです。

にもかかわらず日本の都市で使われている木材の殆どは外国産です。

海外の輸入材として、寒冷帯気候の開発に伴う森林伐採により得られたマツ材は非常に安価で入手しやすいのです。

熱帯雨林帯気候の無計画な農地開発の資金源になる常緑広葉樹林材は、不必要な価値を求めて贅沢に消費されています。

どちらも伐採のあとに植林されず、地球上の森林は減少し続けます。

日本の山々の多くは、人々が大昔から木を切り倒しては植林する循環が出来上がっています。

植林から伐採されるまでには100年以上を要する樹木が多く存在します。

その過程の管理費用は林業に携わる人々により賄われています。

その分は費用となって木材の製品代に含まれています。

また、日本の円は発展途上国から見れば非常に強いため、

国内で生産する木材は、発展途上国で生産された木材よりも相対として高価に見えてきます。

しかし、経済的価値を比べると、これは日本にとってマイナスです。

外貨を支払っているのですから。

また、環境保護をする良い支払いではなく、持続性を壊してしまう支払いに充てられない様にしなければなりません。

日本で育てた森林が、外国産材に比べて高価に見えても、

その価値が、日本の森林を育てる資金にまわり、環境を育てることに役立てば、

必ずその恩恵は、国民一人ひとりに還元されます。

日本の木材をもっと使っては如何でしょうか?