↑上写真 W1600×D800×H670(mm)のフラワーベッド・コンテナとW1000×D400×H410(mm)の大型プランター
コンテナ植栽は移動可能ということが最大のメリットです。
本来植物の育てられない環境でも仮設的に配置できるのがコンテナ・プランターです。
しかし、これらの製品は植栽を効果的にするために大きくすればするほど重量が増し、移動が困難になります。
私の実務経験から思うことは、FRP製の大型プランターは本来植栽を入れての移動は難しいです。
剛性面の強度を高くするのに限界があり、土圧によって外側に歪んだり破損したりすることもあります。(小型ならば問題無し)
土圧がかかっているので一度歪んだものはなかなか元通りには戻らないことがあります。
(結局多くの大型FRPプランターの内部は松材の骨を入れています。)
それでも現場の造園屋さん等はタスキを掛けて移動式クレーンやトラッククレーンで吊り上げています。
実際に製品を使ってみた時に感じたことは、強度について移動することを想定しないで製作しているのではないかということです。
フラワーベッド・コンテナは高耐久材を使った高耐久性だけがメリットという訳ではありません。
構造強度も非常に高く、土圧や移動の歪みに対しても十分な強度が与えられています。
トラッククレーンで持ち上げて運搬することも可能ですが、より安全なフォークリフトでの移動が可能です。
ハンドパレットを使用して人力で運ぶことも可能です。
元々、移動のことも実際のガーデニング作業のことも考えながらデザインすることが可能にしているのです。
W1600×D800×H670(mm)の大型プランターであるフラワーベッド・コンテナの移動方法を見てみます。
人力フォークリフトのハンドパレット
ハンドパレットひとつで人力による移動が可能。
ハンドパレットの能力により植栽を入れての移動も可能。
台数が多い場合や、小坂などがある場合には電動式フォークリフトのご使用もお勧めします。
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