景観のアイデンティティーについて

スリムポット 植木鉢 デザイン 大型

アイデンティティーは自己同一性と訳されているようです。

自己同一性とは心理学的で、一般的にはあまり使われないwordで直感的にピンとこないと思います。

私は長年景観に関する仕事をしてきたのでこの言葉はけっこう気にしてきました。

街のアイデンティティーは「個人の」ということにはなりません。

街は個人が作る訳ではなく、そこに住む複数の人々が作ることになります。

とはいってもやはり一つひとつの個人の営みが要素になる訳ですが。

ひと昔前、景観に関してのアイデンティティーづくりを行政が行ってきたことがあります。現在も継続しているのかわかりませんが。

これにはなかなか難しいものがあります。

本来、個人の集合としての景観である筈なのです。

しかし、それを行政がひっくるめて”作る”わけで、そこにはもはや”個”が存在しません。

アイデンティティーは自己同一性とすると、誰が振り返る自己なのか分かりません。

私はこう思うのです。

自由なガーデニングが景観づくりを構成する要素となるならば、自己同一性は成り立ってくるかもしれません。

その街らしいガーデナーが活躍して欲しいですね。

SITEC

フラワーベッド・ベースの素材は国産木材を使用

ヒノキアスナロ材 ASNARO 国産 SITEC フラワーベッド・ベース

ガーデニングは屋外で行われるため、自分の家や庭ばかりではなく、その街の景観形成にも影響を与えます。

都市景観が生活環境という役割を果たすだけではなく、観光の要素として準備される時代です。

観光は産業であり、これを成長させることは政府の”Visit Japan”戦略にも含まれています。

そのようなことから考えれば、日本の景観にも経済的価値が求められます。

観光の側面から見る景観とは、その街らしさが不可欠です。

国内においては日本らしい景観が求められます。

景観のアイデンティティーということですね。

個性として、日本の景観づくりには日本の素材を使う方が自然です。

SITECではフラワーベッド・ベースに最も適していると考えられる素材ヒノキアスナロ(ASNARO)を採用しています。

ヒノキアスナロ材は耐朽性・耐湿性・耐蟻性が特出し、屋外での耐久性に優れます。

林業の現場では生産林として管理され、十分に生長した樹を選んで伐採し、そのあとに新たな幼木を植え付けて循環をつくる択伐方式を採用しています。

”景観形成の材料として国内の資源を使用する”

このことは山地の管理とその資源の利用・都市の景観と観光産業という双方の経済の循環をつくる補間の仕組みとなりうるのです。

持続可能な開発目標にも重なる仕組みです。

SITEC

経済 ~観光のCore~

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私の住む札幌ではホテル建設ラッシュです。

海外からの観光客が急増し、ホテルの需要が旺盛な様です。

観光ということでガーデニングができる役割はかなり重要な要素な要素になるのではないかと考えています。

観光の要素にはその地域の特徴となるものを楽しむということがあります。

それは風土、歴史や文化などについて。

人の営みや、訪問者が接するホスピタリティーなども心に残る思い出として刻まれることでしょう。

ガーデニングは景観をつくると共に、人の行為が見て取れることが大きなことだと思っています。

自由発想な植栽づくりは人々のアイデンティティーを表すこともあり、旅の楽しみが増すのではないでしょうか。

SITECではその様な景観づくりをサポートするガーデニング資材を提供します。

日本ならではの素材で作ったプランターなどのフラワーベッド・ベースです。

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