”Perennial” は絶えないという意味のワードですね。
”Perennial Garden” は ”多年草ガーデン” という意味になります。
私はこの格言が好きではありませんでした。
しかし、言葉の本質を理解していなかった様です。
浅はかでした。
剪る(切る)という意味には”〜を作る”という意味があるようです。
日本庭園ではウメは自然樹形ではありません。
剪って形を作ります。
このことに違和感はありません。
これに対し、サクラの木の作り物は見たことがなく、作っても美しさが分かりません。
サクラは作らずに自然樹形で楽しみましょうということなのですね。
分かりやすくいうとこういうことです。
”サクラで作って ウメで作らないで何とする? ”
”ものごとにはそれぞれ個別の性質があり、それに適した方法をとった方がいいよ ”
ということでしょう。
既成概念だらけの園芸語。
桜は剪定しても枯れたりしません。
むしろ切らなければ巨大化して切り倒さなければならなくなってしまいます。
現在では桜は剪定して大きさを制限することが常識となっています。
園芸には間違った格言はたくさんあります。